本日送られてきた BitMEX からの経済レポートを見て、「えっ、こんなに」と思ってしまいましたので、内容を記録。
BitMEXによると昨年8月に Bitcoin Cash がビットコインネットワークにハードフォークして以降、現在までに 44 のハードフォークが。
44、ちょっとすごいですね。
<< 以下、 BitMEXのブログよりスクレイピング >>
[wpws url=”https://blog.bitmex.com/44-bitcoin-fork-coins/” query=”table” ]
<< data source >> https://blog.bitmex.com/44-bitcoin-fork-coins
また Forks というフォークまとめサイトと上記リストを照らしあわせてみると、重複しないコインも。
つまり 44 以上ハードフォークが行われ、計画もあるということ
<< 以下、Forks よりスクレイピング >>
[wpws url=”https://www.forks.net/list/Bitcoin//1/2017-01-01/2020-01-01″ query=”table.table.table-hover” ]
> https://www.forks.net/
ここで改めてハードフォークに伴うメリット・デメリットを整理。
コンテンツ目次
ハードフォークに伴うメリット・デメリット
ハードフォークにはいい面もあり、悪い面のあります。
■メリット■
- 既存ウォレットに新規コインが付与されるかもしれない
- ビットコインより便利なコインかもしれない
など
■デメリット■
- オンライン・ウォレットや取引所保管の場合、フォーク前後に送受金ができなくなる
- フォーク後新規コインをもらっても、無価値になるかもしれない(ハッキング)
など
今度はビットコインアドレスが売れるかも
技術的な問題は抜きにして、今後もコンスタントにハードフォークが発生すれば、ビットコインアドレスに価値がでてきます。
例えば、今年の 9/30 に Bitcoin Zero がハードフォーク予定されていますが、この数日前にビットコインを保有していれば、 Bitcoin Zero の付与対象に。
分岐後の新規コインの付与形態はいろいろですが、将来 Bitcoin Zero がもらえるアドレス、ということであれば欲しくなる人もいるのではないか、と考えます。
ちなみに私の bitFlyer のビットコインアドレスの価値を見てみると、 $2 ぐらいありそう。
> http://www.findmycoins.ninja/
ハードフォーク経済を考えてみる
先ほどの「ビットコインアドレスが売れるようになるかも」を拡張して考えると、以下のことが思い浮かびます。
- Ethereum、 Litecoin などのアドレスにも価値がでるようになるかも
- GitHub のフォーク状況からハードフォークの予測が生まれ、非フォークコインに先物価値が生まれるようになるかも
- 分岐後の新規コインを受け取り・管理するサービスに需要が出るかも
- 脆弱なハードフォークコインは、ハッキング対象になりやすい
- ハードフォーク技術者にニーズが増える
- ICO規制のようなものが考えられるようになるかも
- 被ハードフォークコイン(ビットコインなど)の信頼性が増す
など
パッと思いついただけですが、ICOのように一気に経済規模が拡張する可能性も考えられますね。
まとめ
BitMEX からの経済レポートをみていろいろ思うところですが、ハードフォークの活かし方、もっと考えてみる必要があるのかもしれませんね。
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