Bitcoin と Bitcoin Cash の比較

ビットコイン・BITCOIN・BTC

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11月12日に Bitcoin Cash(ビットコイン・キャッシュ)が先月比で 5倍に暴騰し、一部では 2018年に Bitcoinを抜く、とまで言われるビットコイン・キャッシュ。

「ビットコインからビットコイン・キャッシュに乗り換えようか」、「ビットコイン・キャッシュに投資した方がいいのだろうか?」そんな風に思う方も少なくないと思います。

私自身もビットコイン・キャッシュがそんなにスゴくなるのか気になりましたので、いろいろ調べてみました。

投資判断の材料としてご参考頂ければ幸いです。

 

Bitcoin と Bitcoin Cash

 BitcoinBitcoin Cash
リリース2009年1月2017年8月
開発形態オープンソースオープンソース
Webページ

参考ページGitHub

公式ページ
開発陣200名以上の方*【4チーム】
Bitcoin ABC*
Bitcoin Unlimited*
Bitcoin Classic*
Bitcoin XT*
総発行枚数2100万2100万
参考価格872313円134112円
最近のブロックサイズ1MB程度*0.4KB程度*

 

この 2つのコインを比べるときによくブロックサイズが比較されます。

ビットコインは 1MBなのに対して、ビットコイン・キャッシュは 8MBなど。

上記表にこの内容を掲載しなかったのは、現状ブロックサイズによる影響は軽微と判断したためです。

詳しい内容は、「ビットコインとビットコイン・キャッシュを使ってみて」の項目をご参照ください。

 

送金手数料について

ビットコイン・キャッシュは、ビットコインに比べて送金手数料が安い点が特徴の一つです。

以下にビットコインとビットコイン・キャッシュの送金手数料の一例をご紹介します。

【coincheckの場合】
Bitcoin 0.0005 (約430円)
Bitcoin Cash 0.001 (約130円)

【blockchain.infoの場合】
Bitcoin 0.0000452BTC (約40円)
Bitcoin Cash 0.00000382 (約0.5円)

確かにビットコイン・キャッシュの方が送金手数料は安いですが、コインによる送金手数料というよりは、使っているサービスによる手数料の影響の方が大きのではないでしょうか?

coinchackからビットコイン・キャッシュを送金する場合、約130円の送金手数料が必要となってきますが、blockchain.info からビットコインを送る場合は約40円です。

 

システム負荷について

「ビットコイン・キャッシュの方がすごい!」と言われる理由の中で「ブロックが大きい」「取引が滞りなくスムーズに行われる」という点がよく取りざたれます。

この「取引がスムーズ」という部分の説明で、ビットコインのMEMPOOL(メモリープール)の状態がよく紹介されます。

「ビットコインのメモリープールは肥大化傾向で、スムーズな取引の弊害になる」というものです。

データを調べてみると、確かに Bitcoinのメモリープールは激しく乱高下しているように感じますが、それがイケナイことなのでしょうか?

img : blockchain.info

 

ビットコインのメモリープールについて確認してみます。

まずビットコインのメモリープールの容量に上限はなく、入力値に対して順次処理が行われていきます。

上限がない点では、パソコンやスマホの「メモリー」とはイメージが違ってくることを覚えておきましょう。

そして処理の優先順位は、メモリープールへの滞留時間と送金手数料に関係して決められます。

例えば、送金手数料が高く設定してあればすぐにメモリープールからピックアップされて送金処理されますし、逆に送金手数料を低く設定していれば滞留時間は長くなるもののいずれ優先度が上がって処理されます。

Bitoin Cashについては、はっきりした文献(コード)は見つけられていないのですが、メモリープールに上限もしくは時間制限が設けられている模様です。

 

  • BitcoinXT 50000トランザクションもしくは 25ブロックに制限*
  • Bitcoin Classic 72時間や 300MB*
  • BitcoinABC 300MB* など

 

実際に再現テストができたわけではないのでなんとも言えないですが、上記の内容がコード内に書かれています。

つまり Bitcoin は、メモリープールが肥大化してシステムがうまくいっていないような情報も配信されていますが、メモリープールの設計自体が Bitcoin と Bitcoin Cash では異なり、メモリープールだけに絞って比べるというのはナンセンスみたいですね。

 

また現在のところ 1秒間あたりの処理は、ビットコインが 1.97/s*、ビットコイン・キャッシュが 0.28/s* と 7倍ほどビットコインの方が処理量が多いことがわかります。

メモリープールが肥大化した 2017年11月11日、12日、13日もメモリープールと比例して取引時間がすごく長くなるということはなく、適切に処理が行われた様子ですね。

img : blockchain.info

これらのことから、ビットコインもビットコイン・キャッシュもそれなりにうまく機能している、といえるのではないでしょうか。

理論上ではなく、実際に 2つの通貨を使い比べてみるとより違いはわかりました。

 

ビットコインとビットコイン・キャッシュを使ってみて

通常ビットコインは、指定の送金手数料を納めれば 1,2時間の内に送金完了します。

対してビットコイン・キャッシュは、ビットコインに比べてすごく早く処理できるような印象を持っていましたが、実際に送金した結果そうでもありませんでした。むしろ遅いです。

ビットコイン・キャッシュは、送金手数料が低く設定されていますが、送金時間がかかるのではビットコインと変わらないのでは?と思ってしまいます。

bitFlyer、coincheck、Mobiにビットコイン・キャッシュを送金してみましたが、いずれも送金完了には 10時間以上かかりました。

 

bitFlyerへのトランザクション
https://blockchair.com/bitcoin-cash/address/3NGvb5vXJbrupGPPeucDfGx3D6jvDawJJn

coincheckへのトランザクション
https://blockchair.com/bitcoin-cash/address/1PmmC4giSNJLMyGbxV3Ng7jcMMY2VQX1vf

 

また coincheck については、ビットコインの着金確認が 3認証であるのに対して、ビットコイン・キャッシュは 12認証と長めです。

つまり現状としてはビットコイン・キャッシュを使いたいとは思いませんでした。

 

マイニングの状況について

仮想通貨を比較する上でシステムを支えている「マイニング」のことを無視することはできません。

ビットコインとビットコイン・キャッシュのマイニングの状況を確認してみます。

【ネットワーク・ハッシュ・レート】

  • ビットコイン 10.8 Eh/s
  • ビットコイン・キャッシュ 1.1 Eh/s

ビットコインの方が強力なマイニングパワーで支えられていることが確認できます。

 
【マイニングのハッシュパワーが逆転したって聞いたけど・・・】

日頃から仮想通貨のニュースをチェックしている方は、「ビットコインよりビットコイン・キャッシュの方がマイニングパワーが上回った」というニュースを見た方もいらっしゃると思います。

確かにビットコイン・キャッシュのハードフォークが行われた 11月12日 は、ビットコイン・キャッシュの方がマイニングパワーが上回りましたが、その後はほぼ元通りビットコインの方が盛んにマイニング行われています。

https://bitinfocharts.com/comparison/hashrate-btc-bch.html#3m

 

 

 
【ビットコイン・キャッシュのマイニング事情】

ビットコイン・キャッシュのマイニングシェア・トップ 3の内 2つはマイナーに対して 10%もしくは 5%のボーナスを付与しています。

いつまでこのボーナスを付与するか分かりませんが、マイナーにとってはお得感があります。
またこうしたボーナスもビットコイン・キャッシュへのハッシュレートを底上げしていると考えられますね。

 

 

 
【マイニングの割合】

ビットコイン・キャッシュを強力にサポートしている Bitcoin.com や viaBTC のマイニングの割合をチェックしてみます。

【Bitcoin.com*

  • ビットコイン 約 100Ph/s
  • ビットコイン・キャッシュ 約 71Ph/s

【viaBTC】

  • ビットコイン 約 1.334Eh/s
  • ビットコイン・キャッシュ 約 172Ph/s

いろいろ事情はあると思いますが、ビットコイン・キャッシュを支持しているところも、しっかりビットコインをマイニングしています。
 

 

デビットカードについて

仮想通貨を実生活で使おうと思うと「デビットカード」が便利です。

ビットコインの場合は、「バンドル」など国内でも使いやすいデビットカードがありますが、ビットコイン・キャッシュはまだ未整備の状況です。

またビットコイン・キャッシュをサポートしている店舗も今のところ少ないですね。

 

まとめ

この他にもコードのバグやスパム耐性、デベロッパー状況など比較する項目はあると思いますが、上記で比較したことを考えると当面ビットコイン・キャッシュがビットコインを上回ることはない、と考えます。

そのためビットコイン・キャッシュへの投資は一時的なものとし、ベースはやっぱりビットコインかな、と改めて思いました。

 

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<< お詫び >>

プログラマでもエンジニアでもない自分が、「ビットコイン」「ビットコイン・キャッシュ」を比較しています。
開発に携わる方々にとって失礼な文面もあったと思いますが、何卒、ご了承願います。
本稿はあくまで個人的な意見です。
投資判断は自己責任でお願いします。

 

 

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