中国の仮想通貨規制その後

 

2017年9月に仮想通貨取引所の閉鎖を命じた中国。

それから3ヶ月が過ぎた今の取引所の状況をまとめておきます。

規制問題で揺れる韓国、またその他の国で起こるであろう規制の際、参考になると思います。

 

 

中国の仮想通貨取引所の規制の歴史

中国の取引所規制は、2017年9月が初めてではありません。

 

  • 2014.4 ビットコイン取引所と銀行との取引を停止声明 
     
  • 2017.2 中国ビットコイン取引所大手 Huobi と OKCoin、BTCC はビットコインの出金を停止
     
  • 207.9.4 ICOサービス停止・禁止令、その後取引所の閉鎖命令

参考:中国のICO禁止令について考える

 

2017年9月の閉鎖まで時間をかけて施策されていたことが確認できます。

その間の価格変動は以下のとおりです。

blockchian.info

 

それでは 9 月まで運営していた中国の取引所は、事業を中止したのでしょうか?

答えは、 NO です。

以下に各取引所の規制後の様子をまとめます。

 

OKCoin

https://www.okex.com
https://www.okcoin.com/

OKCoin は、2016年 10月時点で世界最大規模の取引量 16,000,000 BTC/月を誇っていました。

そして 中国政令によって 2017年10月末に okcoin.cn を閉鎖。

現在は、okcoin.com と okex.com をメインに事業を継続しています。

okxe.com は、300種類ほどの豊富な取り扱い銘柄や先物商品を武器に、取引量では世界 5位に。(約 274,000 BTC/日)

参考:https://coinmarketcap.com/exchanges/volume/24-hour/all/

 

Huobi

https://www.huobi.pro

Huobiは、OKCoinと肩をならべていた世界トップクラスの取引量を誇っていた中国系の仮想通貨取引所。

2017年10月に人民元建て取引を中止して、香港ベースのシンガポール、日本、韓国とアジア圏に軸をシフト。

2017年12月にはSBIと資本提携し、本格的な日本上陸も計画に。

現在は、多数の仮想通貨、トークンを取り扱い取引量では世界 8位ですね。(約 150,000 BTC/日)

 

 

BTCC

こちらも世界トップクラスの取引量を誇っていた中国系の仮想通貨取引所。

2017年9月末で人民元建ての取引所(btcchina.com)で取引を中止。

2018年1月3日に btcchina.com でのログイン機能を中止に。

2017年9月前より運営していたグローバルサイトの btcc.com に主軸を。

2017年1月にリリースした mobi(ウォレット)もなかなかいいですね。

現在 BTCC の出来高は、OKCoin や Huobi などのように多くの仮想通貨を取り扱わないためか、 10,000 BTC/日 程度となっています。

 

 

BTER

https://bter.com
https://gate.io

こちらはこれまで紹介した3社ほど有名ではありませんが、金利が付くことから利用していました。

BTER も他と同じで、2017年10月末でサービスを終了し、Gate.io に事業をシフトしています。

BTER の預金を Gate.io に移せるので、表向きには「名称変更」となっています。

 

BitBays

https://bitbays.com/

こちらは他の取引所と違って事業を存続せずに、2017年10月で事業を辞めています。

金利が付与されるので利用していました。

 

 

ほかにも取引所はあったと思いますが、私が把握しているのは上記の限りです。

結局のところ、政府が規制しても、作り上げたシステムを他の環境に移してビジネスを継続しているところがほとんどであることが分かります。

韓国やオーストラリアなどが規制したとしても、一時的な価格調整に留まり、3年4年と長期で見た場合は、上げそうなことが伺えますね。

 

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